選択的シングルマザーとは？

『選択的シングルマザー』とはなにか。

自らシングルで子どもを産むことを選択したお母さんでしょうか。

私はむかし離婚を経験し、現在は18歳になる長女をひとりで育てた離婚シングルマザーでした。

私には頼れる親兄弟、親族もおらず、超絶孤独なシングルマザーだったので

世の中のひとり親さんが経験してるであろう一通りの苦労、苦悩、葛藤は経験しました。

親兄弟、親戚もいなければ、お金もない、学歴もない、職歴もない。

なんなら苦しい結婚生活の影響で鬱のような、

ナイナイ尽くしの状況からシングルマザー生活をスタートしたので

当時は本当に本当に心細かったです。

その時の心情を例えると

出口の見えない長い長い真っ暗闇のトンネルのなか、

立っているのもやっとのようなフラフラの状態で幼子の手を引き

押し潰されそうな孤独の中、満身創痍の身体を引きずって

たったひとりで歩いてる、そんな感じのイメージでした。

そんな状態から始まった私のシングルマザー人生ですが、

涙をのみながら長い長い年月をかけてやっと少しずつ浮上し

いまは、陽のあたる道を両手に大小ふたりの子の手を引いて

しっかり歩いてる、そんなイメージぐらいにまではなりました。

下の子は約3年前に自らの責任と選択のもと、

婚姻せずに選択的シングルマザーとして産みました。

この選択は賛否両論ある内容なのかと思いますが

その家庭、その家族、当事者にしかわかりえない事情、状況、色々なことがある中で

自らの覚悟と責任において、個人が選択することです。

意図せず離婚シングルマザーになり、仕事と育児に追われて

恋愛や再婚など考える暇もなく何年もが過ぎましたが、

ずっと、もう一人子育てがしたい、という本能のような欲求がありました。

思春期真っ只中の娘がいること、名字の問題、ステップファミリーとしての同居問題、

私に何かあった場合の持ち家など資産の相続問題、

夫婦関係がうまくいかなかった場合の再離婚・親権争いリスク、

経済的に自立した生活が送れている現在の状況、お相手の状況、などなど

色んなことを勘案した結果、40歳を目前に、婚姻せずに産むことを選択しました。

この選択は、絶対的に本人の覚悟と責任が大前提ですが

自分の人生を生きるために自身の信念を貫くことも大事なんだと思います。

(起業の際などもそうですが、人生の大きな選択に対して他者はしばしばネガティブで否定的な持論を、なんの遠慮もなくぶつけてくることがあります…。その発言で人様の人生に影響を与えてしまっても、ぶつけてきたその人は人様の人生の責任を取るわけでも、取れるわけでもないので、自分のネガティブな持論をあまり無配慮に他人にぶつける行為は暴慢で恥ずかしいと思うようになりました。わたしもそういう後ろ向きな意見を他人に言わないように気を付けています。それは親子間でも然り。謙虚に生きたいですね。)

一度、結婚離婚で大変痛い思いを経験しているので

単純にあの再来が怖かったというもあるかもしれません。

少し前には最上もがさんが婚姻せずに産むということで話題になったりしていましたし

世の中にはいろんな事情でシングルマザーになるお母さんたちがおられるのだと思います。

シングルファザーのお父さんたちもいる。どんな経緯や事情であれ、

子どもを育てていること自体が尊く、素晴らしいことだと思います。

ひとりで育てるその苦労が痛いほどわかるので、

15年のシンママ生活で得た経験を活かして

ひとり親さんの支援ができたらなあと思うのです。

ひとり親さんのお役に立てたら、その子どもたちの役に立てるということだから。

このブログでは、現在は選択的シングルマザーとして生きる私の生き方や

現役の女性不動産屋として、住宅について、仕事や起業についてなど

シンママの役にたつ発信をしていけたらと思っています。

いつでもご質問くださいね。

では今日も、頑張るひとり親仲間の皆さん、応援しています！

yu.

現役不動産業界女
/選択的シングルマザー

大阪在住。不動産業界13年、住宅が大好きな現役不動産業界mama。
18歳長女と選択的シングルマザーとして出産した2歳長男を育てるアラフォー。
『金の亡者』みたいな人たちばかりのこの業界で謎の正義感から独立、起業。
なんとか生き延びてマイクロ法人経営６年目。いつも何かと戦ってます。
地に足付けて生きたくて、シングルマザーですが持家派！新築戸建のマイホームを二度購入経験あり。
自立して強く生きたい女性へ贈る実録blog. シンママ歴15年。こんな生き方もありますよ。